6月のWWDC、9月のiPhone、いずれも発表はなく約半年待っていた「新型Macbooc Pro」ですがまたざわついてきましたね。
待望の新生 MacBook Pro は、あと一週間ほどで登場することになりそうです。
これまで延々と続いてきたうわさ、例えば12インチMacBookに似たスタイルでUSB-C / Thunderbolt 3を搭載、ショートカットキー(Fキー)列には状況に応じて表示が変わる有機ELタッチパネル、電源ボタンにTouch ID指紋センサ、AMDの高性能GPU内蔵モデルなどなど、全貌が明らかになる日も遠くはありません。
iPhoneは毎年の盛大なイベントで新モデルが登場するのに対して、ここ数年のMacBookは12インチの無印MacBookを除き大きなモデルチェンジがありません。MacBook Pro もMacBook Air もプロセッサやメモリといった性能のリフレッシュと価格改定こそあれ、筐体のスタイルやポート類はほとんど変わらないままでした。
12インチMacBookは新世代のMacBookとして評価が高いものの、USB-C (USB Type-C)ポートがひとつだけ、プロセッサは処理性能よりも効率を選んだ Core mなど、あくまで持ち歩きが最優先の割り切った仕様。
12インチMacBook世代の設計で、ワークステーションとして使える高性能や拡張性を両立する新生MacBook Pro は一体いつになったら出るのかと待ち望む声が続いてきました。
最新のうわさでは iPhone 7の発表後に独立したイベントを開催するらしい、おそらくは10月になる見込みと囁かれてきたものの、アップルからは何の予告もないまま月も半ばを過ぎてしまい、もしかするとまた肩透かしなのでは、来年春まで待たされるのでは……との不安も広がっていたタイミングです。
しかしテクノロジー業界ニュースの Recode が信頼できるソースから得たという証言によると、アップルは10月27日にイベントを開催し、新 MacBook および MacBook Air 、5Kディスプレイなどを発表する予定とのこと。
Recodeといえばウォール・ストリート・ジャーナルで20年以上にわたってテクノロジー業界を担当しスティーブ・ジョブスやティム・クックにもたびたびインタビューする大物ジャーナリストのモスバーグ御大が創業したメディアで、従来も匿名ソースからとしてたびたびリーク情報を伝えてきました。
アップルからの正式な発表や招待状ではなく、あくまで匿名ソースからの未確認情報ではありますが、あと10日足らずのタイミングで「確認した」との表現には今度こそと期待したくなります。
従来からのうわさも含めて、新MacBook Pro について予想されてきたのは、
・従来より薄く、12インチMacBookに近いがさらに直線的な筐体デザイン。
・USB-C / Thunderbolt 3兼用ポートを左右に複数採用。従来のフルサイズUSBポート(Type-A)やThunderbolt 2(ミニDisplayPort兼用端子)、充電用のMagSafeなどは廃止。
・キーボードの最上段、ショートカットキー / Fキー列には有機ELディスプレイタッチパネルを採用。状況やアプリに応じてサブディスプレイとして働き、ショートカットの機能も文脈によって変わる。
・電源ボタンにTouch IDを採用。iPhone や iPadのように指紋で簡単にログイン。
・AMDの高性能GPU (APU?)採用モデルが用意される。
・サイズは13インチと15インチ
など。
また位置づけ的にディスコンなのかモデルチェンジするのか議論があった MacBook Air についても、今回の Recode の情報では、13インチモデルのみが新製品として生き残るとされています。11インチは、12インチMacBookとの住み分けが難しいためか終了する見込み。
11インチMacBook Air はかつて憧れの的だった先進的マシンから、時代遅れの基本設計を騙し騙しリフレッシュしつつ、最安値で高コスパの入門Macへと役割を変えてきました。今後は価格改定で12インチMacBookがその位置にスライドするのか、それとも新13インチMacBook Air がProより大幅に安いエントリーになるのかも興味深いところです。
2chでは年内はないとか未だ懐疑的ですがここで発表がなければMacbookでも購入しようかと思っております。如何せん2010MBAの挙動が・・・。
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